古代エジプト関連限定ブログです! 宗教思想関連多め
●黄金のマスク!(ツタンカーメンのとは違います)
http://en.rian.ru/science/20090408/120990444.html
画像確認中です。見つけ次第upします。
記事自体は昨日のですが、いつの話かわからないです……。どう確認すれば…?
ファイユーム・オアシスでロシアの調査隊が金のマスクに覆われたミイラを数体発見。
そのほか、歴史的価値があると思われる多くの考古学的資料を発掘しています。
ロシアのチームは、2003年よりカイロの南西80キロにあるファイユームの遺跡を調査していました。この二年間は、デル アル‐バナト?のネクロポリスで調査していました。
「これは巨大なネクロポリスです」アレキセル・クロール(ロシア科学アカデミーのエジプト学センター副主任)は言いました。
「この地域はキリスト教時代にひどく略奪されたという事実にもかかわらず、コプト時代と1960年代から1970年代にかけて、われわれは黄金のマスクをつけたミイラを発見することができた」
デル・アル-ベナトノネクロポリスはエジプトの三つの時代――古代エジプト、ローマ時代のエジプトそしてキリスト教時代のエジプト――の埋葬が確認される地域です。
伝統的なエジプトのミイラとは別に、科学者はいくつかの、いわゆるファイユーム・ミイラと呼ばれる、ローマ期のエジプトのミイラを発見しました。
それは死者のリアルな肖像画が木の破片に描かれ、ミイラにあてがわれています。
科学者は、そのネクロポリスで見つかったものの幾つかは、初期キリスト教文学に基づく既存の理論――キリスト教徒と異教徒との間に信仰についての長く苦しい不和をもたらし続けたもの――に挑戦するものだ、と加えた。
「彼らは同じ都市に住みながら、違う神に祈っていたのだろう」 とクロール氏。
ロシアの考古学者は、メンフィスの古代エジプトの首都で、アレキサンドリアの古代部分の水中発掘調査を実施しています。
ほかにエジプトについてのブログを見つけました。
今度から、こちらもチェックしていけるといいなあ……。
●3/30ネフェルティティの胸像スキャン
(画像あり)
http://dsc.discovery.com/news/2009/03/31/nefertiti-zoom.html
あの有名なネフェルティティの胸像は、
石灰石の上に漆喰を塗って、色を置いたものだそうですが、
その、もとの石灰石の形を、スキャンで見てみたところ、
漆喰で修正される前の、より現実的な王妃の顔が見えてきたそうです。
漆喰を塗る時点で、修正を命じられたのでは、ということです。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=98625446&expand
ナショジオのサイト。日本語版!
詳しくはこちらを!!
なんというか、ぱっと見ただけでは違いは分かり辛かったです、私には……。
●3/29ギザのピラミッドと太陽神の都
http://dsc.discovery.com/news/2009/03/24/giza-pyramids.html
ミラノのポリテクニック大学の古天文学の教授Giulio Magliによると、
ギザのピラミッドのいくつかは、目に見えない対角線のラインに従って建設されたと考えられる、と。
ジェセル王のものから、ウナス王のものまでを、年代学・地理学的に検証して得られた結果といいます。
うーん、図とかないとさっぱり分かりません。
それが何を意味するのかも、これだけではぜんぜんです。
タイトルはすごく魅力的だったのですが(笑)。
●スキャンされたメレスアメンの棺についてのサイト
http://magazine.uchicago.edu/mummy/meresamun.shtml
画像たっぷりのサイトです。
あの、スキャンされた彩色人型棺についてのまとめサイトです。
ちょっとだけ、メレスアメンと関係してるけど違う時代の、違う墓にあったものとかを例に挙げて説明していますが(シストルムとか、ステラとか)、
分かりやすいサイトだと思います。
テレビ朝日の特番
http://www.tv-asahi.co.jp/tut/index.html
エジプト関係の特番、多いですね。
少し前までは、いつもクフ王のピラミッド内部とか、ツタンカーメンの墓壁とマスクばかりで、
さすがに「もういいよー」という感じだったのですが、
最近、いろいろ見ることができて、ちょっと嬉しいです。
ザヒ博士ってどうしてこう、サービスいいんでしょう……。
で、今日特番があるみたいですね。
本当は、王家のゴタゴタはちょっと苦手で
(歴史苦手です)
見ようかどうか……と思っていたのですが、
上のサイトで、
ツタンカーメンの再現ドラマみたいなのをするみたいなのですが、
右下の写真の彼(男ですよね…)が素敵で、見たくなり(笑)、
左上の、フォト日記がとてもよかったので、
楽しめるかも?と思って、録画することにしました。
いやあ、写真きれいです。ほんとうに。
ピラミッド、スフィンクス、蒼天と太陽!これが特に。
まだ一度もエジプトを訪れていない私には、
風景や遺跡のそのままの様子が見られれば、
それだけで、すごく幸せだと思います。
●KV63、ベッドの復元と、棺の謎
http://www.kv-63.com/home.html
ときどき取り上げられます。
ツタンカーメンの墓の次に発見された、王家の谷(KV)の墓。
そろそろシーズンが終わるそうです。
まず、発見されたベッドについて。
つぼの中から発見された、面白い形のベッド。
http://www.kv-63.com/photos2009.html
長細い感じですね。
ライオンさんの頭が付いてるほうが、確か頭だったかな。
長細いというか、逆三角ですよね。
足をそろえた感じ、ミイラにぴったしといった印象です。
ミイラを乗せる台なのかなあ?
足が三組、と描いてましたが、図を見ないとどういう意味か分かりませんでした。
リネンで巻いてある木の棒。なるほど、これか!
下のほうに、他の画像もあります。
もうひとつ、興味深いのが、棺Bの銘文です。
ミイラの棺にある銘文を読むために、樹脂を取り除いて、
作業の途中の段階では、この棺の主は、「BtauあるいはButau」という名(中王国から新王国時代にかけて一般的な女性の名)と考えられていましたが、
「Henut-wadjbu」(新王国以降によく見られる)であると判明したそうです。
ヘヌウト・ワジュブ?かな。
棺には「オシリス・ヘヌウト・ワジュブ、声正しき者」と書いてあるそうです。
ところで、この銘文、
真ん中の、縦の帯には、ヘヌウト・ワジュブの名前がぜんぜん見られないそうです。
けれど、横の帯とエンドパネルには、書かれてるというんですね。
もしこの棺が、もともとこの女性のために装飾されたものなら、どうして縦の帯“だけ”抹消されたのか(下のほう、消されてるそうです。この場合、死者に対して恨みをもった人・敵対者がやった、と考えられるのでしょうか)、
またもし、「はじめは」ヘヌウト・ワジュブのために装飾されたものだった(今は違う人のもの?)としたら、どうして横の帯とエンドパネルの名前を消していないのか(この場合は、他の人(ヘヌウトワジュブ)のものだった棺を転用した、と考えられるのかな?)、という疑問が湧きます。
もっというと、
縦の帯の、蓋の中心より下の部分は、徹底的に消されているそうですが、
足台の正面に、ひとつだけヒエログリフのサインが残っているというのです。
それは、男性を表す決定詞(座る男性)のようで、
この棺の銘文ががかつて男性のために刻まれたことが分かります。
謎だらけですね……。
さて、リンク先の写真では「イマアキイ」の部分が読めますよね。
その横の写真は、アヌビス神かな??
フラミンゴの写真がなんだかほほえましいです(笑)。
●古代エジプトの芳香
http://www.sciencedaily.com/releases/2009/03/090315155106.htm
古代エジプトでは、香りもとても重要で、
清めの薫香、神にささげたり肌に塗ったりする香油や軟膏、いろいろなものがあったようですが、
ここでは、3500年前の香水の小瓶を科学的に分析し、その香りを突き止めようという試みが紹介されています。
ハトシェプスト女王の名前の入った優美な小瓶で、保存状態がとてもよいそうで、
X線写真の通り、乾燥した液体の残留物がはっきりと見えます。
これを分析すれば、香りが分かるだろうと考えられています。
ハトシェプスト女王は紀元前1457年に亡くなり、
そのミイラとされているものの分析によると、推定45~60歳で、
肥満であり、糖尿病・がん・骨粗しょう症および関節炎の苦痛に悩まされていたと考えられています。
女王のミイラは、彼女の乳母の墓から発見されたそうです。
古代エジプト時代の香水。
どんな香りか、すごく興味があります!
●猫のミイラ
http://www.diariodenavarra.es/20090314/navarra/la-mascota-longeva.html?not=2009031401545965&idnot=2009031401545965
(スペイン語のサイトですが、猫ミイラの写真があります)
古代エジプトで、害虫などを捕まえるため重宝された猫は、
特に新王国時代に神として崇められ、ミイラにされました。
野生の猫の寿命が2~4年なのに対し、家で飼われていた猫は14年生きる例もありました。
19世紀のブバスティスの墓から発見されたものだそうです。
すみません、この記事、
とりあえずスペイン語を訳すってどんな感じかやってみただけです…。
やっぱり二重に面倒でした(汗)。