古代エジプト関連限定ブログです! 宗教思想関連多め
●クレオパトラの妹?
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/middle_east/article5908494.ece
発見された人骨が、2000年前に女王の命令で殺害された、クレオパトラの妹であろうと判断されました。
彼女をライバルとみなしたクレオパトラとその恋人Mark Antonyの命令で殺害された、Arsinöe(読めない・汗)姫の遺体は、プトレマイオス王朝のものと識別される最初の遺物です。
オーストリアのチームによって開かれた突破口は、
クレオパトラの民族性について指針を提示しました。
彼女は先祖のthe original Ptolemyのようにマケドニア人だったのか、ギリシア人だったのか、それとも北アフリカ人だったのか。学者たちは長く討議してきました。
Arsinöeの頭蓋骨の研究から得られた証拠によると、
彼女はヨーロッパ系の白人種と、古代エジプト人と、アフリカ系黒人種の特徴をいくつか持ち合わせていることから、
クレオパトラもまた混血であったと考えられます。
彼女とクレオパトラは、プトレマイオス12世の娘で、異母姉妹でした。
BBCニュースでは、『アフリカ系だった!』というところを強調しています。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/also_in_the_news/7945333.stm
でも右の画像(映画からかな)は、ヨーロッパ系美女ですね。
●屈折ピラミッドの内部を公開予定
http://news.yahoo.com/s/ap/20090316/ap_on_re_mi_ea/ml_egypt_pyramids
ダハシュールの屈折ピラミッドとその周辺の墓の内部が、
来月か再来月のうちに公開になるそうです!
より多くの観光客に訪れてもらうのが目的で、
また、都市スプロール現象の問題を回避するための対策のひとつでもあるようです。
屈折ピラミッドは、第4王朝の創始者であり、クフ王の父でもあるスネフェル王が建てたピラミッドのひとつで、まだ内部に埋葬室が隠されているかもしれないと信じる考古学者もいる、というものです(ザヒ博士は、別にあると考えているようですが)。
同じスネフェルの建てたピラミッドで、『赤のピラミッド』は、すでに内部の部屋を公開中。
またザヒ博士は、近くに建てられた中王国時代のピラミッドなども、来年あたり公開する予定だといいます。
アメンエムハト3世のピラミッドの地下にある迷路は複雑で、
訪問する人はきっと驚くだろう、ということです。
屈折ピラミッド、確か昨日のTBSで組んでた特番で、
内部を詳しく見せてくれてましたね。
私は初めて見るので、ワクワクしました。
急な上昇通路、その向こうに開いた窓?も、
クフ王のピラミッドを連想してしまって(いや、ピラミッドの内部って良く知らないのですが)、
建造上の、というより、やっぱりピラミッドそのものの建設意義みたいなのに関わる部分のように感じちゃいますよね。
そういえば、ジェセル王のピラミッド地下部もやってましたね。
前の使い回しかな? 好きなので何度でも見ます。
CGってこういうときいいですよね。あの、剥がれ落ちた水色のタイル、もとを想像すると、本当に綺麗だったろうなあって……。
しかし、壁画があったこと、初めて知りました。
星とか、王の画まで!?
もうちょっと詳しく知りたいな……。
ザヒ・ハワス博士のブログより。
アンティノポリス(中部エジプト東岸)で教会の建築に使われていた石に、アマルナ時代の壁画?の一部らしいものが見つかったとか。
http://drhawass.com/photoblog/talatat-discovered-italian-mission-sheikh-ibada
絵画様式がアマルナで、頭にハゲワシの飾り=王妃様、ということで、
ネフェルティティかもしれない、ということらしいです。
残念ながら、あまり綺麗な状態ではないし、名前も書かれていないもよう。
ところで、この石をtalatat(タラタト?)と呼んでいるようですが、
Talatat blocks are small stone blocks used in the construction of temples during the reign of Akhenaten
「アルテナ時代の神殿建築に用いられた小型の石」
ということでしょうか。
むかし発掘した人がつけたそうですよ。
調べても出ないわけだ……。
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ところで
一昨日のジェフウティの墓の内部写真です!
http://drhawass.com/photoblog/workman-examines-ceiling-tt11-tomb-djehuty
ヌト女神こんなところに。
というかおじさん、頭の上が大変危険!
いやお兄さんかも。すみません。
今度の発見はスペインのチームによるものだそうです。
ルクソール西岸のDra Abu El-Naga にあるジェフティの墓(TT11)で、第二の「装飾された」埋葬室を発見した、とのことです。
さてここで再び出ました。
「プロジェクト“ジェフウティ”」です!
あ、この墓の修復作業のことなのかな…。
えーと、「ジェフティ(TT11)」と「ヘリィ(TT12)」の墓(もうひとつ別の墓を通って、一緒になってる墓だそうです)はどちらも第18王朝初期に位置づけられ、その装飾において際立っている、とのこと。
ジェフウティはハトシェプストの高官で、仕事の監督者?であり、テーベの神殿などの壁画(字?)装飾を監督する立場の人だったようです。
また宝物の監督者?として、ハトシェプストの治世9年にプントよりもたらされたものを記録した、ということです。
ちなみにヘリィは50年ほど前の人で、
「王の母及び王の妻、ahhotepの穀物庫の監督者」だったそうです。
母親を通じて、王室に関係ある人物だったかもしれない、とか。
イアフメスからアメンヘテプ一世まで生きたと考えられているそうです。
プロジェクトの大きな目的のひとつは、後部壁の3つの彫像を含む、ジェフウティの墓の一番奥にある、葬祭記念碑の部屋(聖域?)を発掘すること……だそうです。
2008年度のシーズン終わりに、墓内部に3メートルのシャフトを見つけ、
2009年のはじめにこの墓の底になる第二の埋葬室を発見した、と。
その壁の二つが装飾されており、ほとんどが死者の書のテキストなのだそうです。(以下、写真)
http://www.drhawass.com/photoblog/ceiling-and-one-wall-newly-discovered-burial-chamber-tt11
これも。字は汚いけどびっちり書かれてますよね。
http://suomenkuvalehti.fi/kuvat/2009/03/10/mideast-egypt-antiquities
ヌト女神が天井を飾っています。
http://www.drhawass.com/photoblog/image-goddess-nut-tt11 おうっ。想像と違ってました…。体伸ばしてるヤツかと思ったら、女神様ふつうに立ってましたね……。あは。
この時代に位置づけられる墓で、装飾されたものは、これ以外にはたった4つしかなく、重要な発見だということです。
ジェフウティと、彼の両親の名は、この記念碑の上部で故意に消されていたそうですが、
この、新しく発見された下部の埋葬室で明らかになったそうです。
下部の埋葬室の入り口付近で、5つの金のイアリングと2つの金のリングを発見し、18王朝はじめに位置づけられることから、彼かその家族のものであると考えられているそうです。
はい、金のイヤリング!
http://www.voanews.com/english/2009-03-10-voa65.cfm
この墓、火事にでもあったのでしょうか?
ほとんどのものが火で破壊され、残されているものは少数だ、といっています。
・・・ということで、
プロジェクト“ジェフウティ”はスペイン語だったようですね!
しかし、「今シーズンは終了」と訳していたのですが、勘違いだったかな…。
このサイトは興味深い写真が多いので、ちょっとチェックしたいです。
サイト自体のデザインもかなりすごいですよね……。入り浸りたくなります。読めないけど(涙)。
●王像2体、ルクソールで発見09.3.5
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090305/mds0903052330006-n1.htm
ニュース検索して出てきた。
遅くなってすみません……。
像はアメンヘテプ3世のものだそうです。
写真は人型で、もうひとつはスフィンクス型だと書いてますね。
御影石でできた黒い、綺麗な像です。
もう一個画像でないですね……。悲しい。
なんだこれ!
●プロジェクト“ジェフウティ”
http://www.excavacionegipto.com/diario/2009/2-22/diario09_22_2.html
トト神殿の修復プロジェクト…かな?
あ、でも今年の(8回目の)シーズンは終了、ということです。
「白き婦人」、Iqer棺の修復、ジェフウティの礼拝堂の壁の修復をはじめたこと、ジェフウティの庭の第11王朝の墓の発掘、埋葬室の発掘、399号墓の埋葬室の発掘と碑文、陶器、骨などの分析についての報告書を製作中・・・
もとの文は読めません(汗)。
白き婦人って何のことか、とか、
Iqerって何かとか(イプエルだったらどうしよう)、
そもそも何のプロジェクトなのか。
よく分からないです。
でもマークがいかすよ!!
●早稲田大学の考古学研究サイト
私も探しました……
でも、どうしてなのでしょう、ホームの日本語版が出ません……。
あ、でも他のページは出るみたいです。気づかなかった。
ホームがないのでどこにリンク張ろうかっていう感じです……。
今日はあんまりないかなあ…