古代エジプト関連限定ブログです! 宗教思想関連多め
情報を下さるみなさんに「ありがとう」です。
TVほとんど見ていないし、TV欄も見ないので、
当日まで気づかないという……。
http://www.tbs.co.jp/program/mysterysp_20090325.html
んー。ああ―……。
司会がこの二人だと、微妙なノリで盛り上げるのが想像付いちゃいますよ…。
仕方ないか、バラエティーだもん。
でも、
あのイシスネフェルトの情報が出るようなので、
とにかく、映像を楽しみにしています。
いつもどおり録画で。
だって9時には寝るんだもん(笑)!
エジプト特番多いですね。
この出し方は、テレビ局が「エジプトしとけば外れない」と考えてるってことですよね。
それだけ関心が高いのって、すごく幸せです。
再現映像とか作るなら、ギリシャのほうがウケがいいと思うけどなあ。
あ、でも、エジプトよりマニアが多いから、
突っ込まれるのが怖いとかかな。
それってどうなのー!!
きのう、もう一度はじめから
録画していた分を見てみました。
「ツタンカーメン」と「ツタンカーテン」(どちらも即位名)という
二つの名前が記されていますよ、ということを示すために、並べたヒエログリフが、
「ツタンカーテン」(即位名)と「ネブケペルゥラア」(誕生名)
って、どうなのですか!!
しかも読み仮名を「ツタンカーメン」でふってるし!
たしかに、違いが微妙すぎて気づきにくいかもしれないけど、
嘘はダメだと思う!
あれ、この二つどこが違うの?っていう疑問から
ヒエログリフ好きになっちゃう人もいたかもしれないのに!!
自分が、ヒエログリフに興味を持ったのが、
この、ツタンカーメンの名前だったので。
もちろん先に歴史の資料集で、クレオパトラとプトレマイオスの例のあれを見てはいたのですが、
表音文字だと考えると、あまり興味が湧かなくて。
でも、そのあと、
ツタンカーメンが『トゥト・アンク・アメン』で、
名前に『アメン神の生ける彫像』という意味があって、
しかも神様の名前はいってる(特にここ)!! ということで
すごく、他のも知りたいって思ったんですよね。
分かりやすさは大切だけど、
嘘だけはダメだって、思うんだよな~。
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あとは
マヤの墓の扉に書いてある字を一生懸命読もうと、スローにしてみたりしたんですが、
左にマヤ、右にムトヤ?とあるだけでした。しょぼん。
どうやったら演劇漫画の主人公みたいな名前が出てくるのかと思ったら
「maiA」
なるほどです。
アマゾンでうろうろしていたときに見つけた
「転生」という本の紹介で、彼女の名前を知ったのですが、
(本は見てないです・汗)
多くの人は、興味深く見れるのではないでしょうか。
オンム・セティは、
この方が自身で名乗っていた「古代エジプト風の」名前で、
本名はドロシー。
三歳のころ、階段から落ちて、
そのときから、自分の「前世」を知るようになった、といいます。
自分は前世、セティ一世の寵愛を受けた巫女であったと信じており、
セティ一世の「霊」と話すことができたといいます。
古代エジプトは、魅力的な文明のひとつ。
前世というものを信じれば、
この魅力的な時代に、自分が生きていたのかも……と想像するのは楽しく、
願い、または本当にそうだと信じる方も、多くいらっしゃるのではと思います。
ですから、
ここまでの話ですと、
この「オンム・セティ」と名乗る女性は、
そういった妄想を抱いてすごした一人である、と。
もしかしたら、かなりの嘲笑を交えて語られて終わるものなのかもしれません。
けれど、
彼女は、「エジプト学者」として精力的に活動し、
セティ一世の葬祭殿の修復作業、ギザでの発掘作業など、
一流の仕事をこなしてきた、尊敬すべき人物です。
発掘のために、前世の記憶を用いたり、
セティ一世の霊との「会話」で情報を求めたりということもあったということですが、
ただ感覚と霊的な力だけで行動したわけではなく、
ウォリス・バッジにヒエログリフを学ぶなどしていて、
決して「妄想が偶然に当たった」といえるような内容ではないです。
最後まで、前世の自分と現世の自分を同一視していたようです。
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こういう、
前世とか、霊とか、
目に見えないので絶対とはいえないですが、
私は、安易に否定できないものだと考えてるんですよね。
まあどっちだっていいんですが。
どうせはっきりしたことは分からないだろうし。
自分で納得できればいいんです。
というか多分、
古代エジプトの宗教思想に興味があるというのは、
こういう点においてだと思っています。
あ、でも、
自分が前世に古代エジプト人だった、と思ってるわけではないんですよ!
ここのプロフィールに、なんか書いてますけど、
それ心の中の願望ですから!
ほんとうに。念のため。
確かに、どうも日本の「伝統」とか「常識」がしっくりこなくて、
はぐれ刑事なみにはぐれてる感じがしてますが……ほら純情派だし?(意味分からん・笑)、
それでも、自分が日本人だということを、ときどき痛感しますもん。
あーあ、まったく。
こういう方の存在を知って
真っ先に思ったのは、やっぱり、
「うらやましい」
ですよね……。ははは。
いや、でも、
どっちにしても、
考古学に役立つ知識にするには、ただ「前世の記憶」だけではやっていけないと思います。はい。