※拍手にコメントありがとうございます。だいぶ前のにも今更気づいたりしてすみません(通知をつけてなかった…)。 遊戯王のカードのヒエログリフ、私だったら組み換えしないで死者の書17章をもっていきたいかも・・・神々のいろんな性質をほのめかしてる感じなので、御利益(?)満載感・・・。メジェドの部分入れたら喜ばれそう。しかしなんでいちいち組み替えたんでしょうね。めんどいのに…。****
ジェドプタハイウエフアンクのパピルス
第12時と
11時の続き。最後。
これが端っこですよね・・・? 続き(前)とかないですよね・・・?
はじめの第一時なのか、真ん中をここに持って来るのか、いややはり…と思っていましたが
そう、第10時でした。最後のほうだけなのね…。(最後が大事なので、さかのぼれるだけさかのぼっただけなのか)
そして、また配置がぐちゃっとしてる。
今回はそれらしい記号じみた字もないのにどうして配置がひどいのか。何か意図があるのか。単に読みにくくしているのか。分かりません気になります。
ヒエラティックが混ざってたりちょっと読み取りにくかったので(私が)、JSeshでおこしてみました。
左から右へ読みます。
黄色の部分から!
...i irw・・・姿(扉の名前)rr(??)???sbA n...
・・・の門
(rn n) niwt tn mdt mwt (qA) wDbwこの領域(の名)は 「深き水、高き川岸」(r)n n wnwt nt grH sSmt nTr pn aA r wAwt StAt nt niwt (t)n dndy wsHt XAk-ib夜の女神、大いなるこの神をこの領域の秘密の道へと案内するものの名は、「殺戮者、“不満を抱く者たち”を切り落とすもの」…えーとどこから説明しましょうか…。
まず一番初めの
r wAからいきましょうか。
これは一番最後の文の途中に入ってるはずのものです。この「wA」はここでは他に使われてなくて…。そしてちょうど、最後の文で抜けている。
どうしてここに書いたのか、しかもこの部分だけ。不思議すぎます。
次の
irwは、さいごに扉の決定詞があるので、扉の名前(の一部)だと分かるんですが、
ここの扉の名前は aA xprw ms
i irw 「大いなる顕現、形生まれるもの」となっていて、
この、太字の部分だけ書いてます。その前の名前も、「扉の名は~」という文も省かれてる。
…うしろから書いているんでしょうか?
しかしその次の
rrがまたふしぎで
rrってなりそうなの、qrrt(洞窟)か、arrt(門通り)で、でもarrtはこの時間には出てこない。
その下のdwAtかsbAもそれに続くような文がない。なんなんですかね。
まさか、最後の文の頭に抜けてるrn(名前)のrがここに来ちゃってる!?
この次も名前が説明されますが、
「~の名前は」の文が欠けているので、ここにギュッと凝縮してる!?
……いや意味わかりません。
その下のdwAtかsbAもどっちか分かりにくく…。
でもこのあたりの文、rn n sbA n niwt tn~「この領域の門の名前は~」の次に rn n niwt tn~「この領域の名前は~」と、「領域の」のあたりが被ってるので、ここもギュッと凝縮されてると考えると、sbA(門)かな…。まあ、その続きに書いてあるのは、領域のほうの名前ですけど…。
で、
ピンクで色付けた領域の名前ですが
最後の「高い川岸」の「高い」qAが抜けてます。どこかまた違うところにぴょっと書かれてるんじゃないだろうか…!? と思ったけど見つけられていません。
「川岸」のほうの単語はwDbwとなるようで、調べるとたいていもうちょっと文字がつくんですが、これもギュギュっと凝縮(好きだなー)されてる感じです。決定詞見ればわかるでしょ!?てことかな・・・。それも石みたいで、カンニング(Hornungのを見る)しなければ私にはわからなかったです…。せめて岸らしく描いて…。
さて
最後の文ですが
上にも書きましたが一番はじめの「名前」rnの
rだけ抜けてるし、途中ぴょっと
飛んじゃってるし…。まあ修飾が長すぎてどこから名前始まるねん!ってなるのはいつも通りだったので、そこは迷わなかったですが・・・決定詞を気を付けてればどこまでかもわかるというか?
XAk-ibていうのが面白い単語で「不満を持っている者」なんですね。「crooked heartひねくれた心」て書いてましたその表現にもびっくり。
*
・・・はい。
配置の謎が解けるといいんですが。
古代エジプト人いろいろ謎です、こういうとこ。
すごいちゃんと意味があったらごめんなさい。あるなら知りたい。