ジェドプタハイウエフアンクのアムドゥアト・パピルス、
前回の続きです。
今度はさらに左のほうにある縦書きの文で。
これ、真ん中にあるので、第6時か7時くらいかなーと思ったんですが、
(簡易版)第11時でした。最後のほうが大事的な?
第12時のやつみたいに凝った構造じゃないです。左からふつうに読んでく感じ。
でもスペースの問題で、はじめから4つ文を書いたら、あと最後に飛んでました。
なので右端2行とその左隣の下の方ちょっとの一文(長いけど一文でした!)が、11時の一番最後になります。
Htp in Hm nTr pn aA m qrrt tn大いなるこの神陛下はこの洞窟に到着しwD n mdw n nTrw imyw=s言葉による命令をその中にいる神々に下すrn n sbA niwt tn appw nTr pn aA Hr=f sxn dwAtyw大いなるこの神がその上を通り過ぎる、この領域の門の名は、「冥界の住民たちの休憩所」rn n niwt tn r-n qrrt ip n XAtこの領域の名は、「洞窟の入り口、遺体を集める(場所)」rn n wnnwt t(n) grH sSm nTr pn aA sbAyt nb(t) wiA xsft sby m pr=f m dwAt大いなるこの神を案内する夜のこの時の女神の名は、「星のもの、聖舟の女主、彼が冥界を出るときに反乱者どもを退けるもの」 名前、特に最後の時の女神の名前がすげーなげーー・・・
どこから名前になるのか分かりにくくて間違えちゃったんだ…。
あと真ん中の行の一番下、家の下にrがあったのでpriかと思っちゃった(二つ目の横棒はsかなって・・・)。家は決定詞だった…。名前の時はこういう決定詞がヒントになるんだろうなあ、と答えを見てから気付きました(笑)。
次は気づけるといいなー。
wDをHDかなと思ったし(冥界を太陽の光が照らして死者が喜ぶ、みたいな内容があるじゃないですか。言葉で光を産むなんて進んでるわあとか思ってたら、ここじゃなかったわ…)
dwAtywは決定詞が扉だからsbAかと思っちゃったし…。
sbAytはいろんな訳があってわかんなかったし…。Hannigのは「夜第11時の時間の神」ってそのままだったんだけど…。その下の太陽までセットと思わなくて、下と合わせてラーネブ「毎日」って訳したし…。右横一行はふつうの文だと思ったし、pr以下がこの大神の呼び名と思っていた…。
てわけでいっぱい間違えた、特に区切り。
じゃあ左端もやっちゃおうかな。暇なので…