古代エジプト関連限定ブログです! 宗教思想関連多め
マイケル・ジャクソンに激似の像
●http://www.artknowledgenews.com/2009-08-11-00-58-32-the-field-museum-egyptian-bust-is-look-a-like-of-super-star-michael-jackson.html
うわー!
似てる。似てますよ!!
マイケル・ジャクソンに!!
とっくにご存知の方もいらっしゃるかもですが……
シカゴのフィールド博物館http://www.fieldmuseum.org/にある
約3000年前の胸像だそうです。
女性っぽいですが……。
この像は新王国時代(1550~1050BC)のものだそうです。
鼻が欠けているのは、初期のキリスト教やイスラム教が偶像崇拝を禁止していたため、こういった胸像の95%は壊されたりするもので、鼻を欠けさせることで「人ではない」とみなされた、と書いてあります。
記事、面白いです。
"It's uncanny," a Chicago girl wrote on Flickr. "Maybe Michael saw this and told his plastic surgeon, "make me look like this!"
マイケルがこの像を知っていて、整形医に「こんなふうに」と要望したんじゃないか、と。
とはいえ、この博物館にマイケルが来たかどうかは分からないそうですが……。
フィールド博物館には、
1988年から常設で古代エジプトを扱っているそうで、
ウナス王の息子、ウナスアンクのマスタバがフルサイズで再現されて、「体験できる」そうです。
なるほど「フィールド」博物館。行ってみたいですね……。
エジプトはごく一部で、他にもいろいろあるみたいですね!
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http://blogs.discovery.com/news_archaeorama/2009/08/jackson.html
こちらは「キング・オブ・ポップス」ならぬ「ファラオ・オブ・ポップス」としてます(笑)。
こんなことも書いてありますが……
Nevertheless, the late pop singer cut a video titled "Remember The Time" which is set against an ancient Egyptian backdrop.
ビデオ「Remember The Time」はエジプトっぽかったそうで。
エジプトモチーフにPVって珍しくない気がしますが。
というか見たことないので見てみたいです(笑)。エジプトって言っても、ギリシャ・ローマ風味の、クレオパトラちっくなイメージなんだろうなあ。
↑
いま見てきました。
マイケルがネフェルティティな王妃様を誘ってました。
途中でラクダとか、アラブな雰囲気入りまくりでした……。
えり飾りについみとれちゃいましたが、それから下はアラブっていうかベリーダンス?
胸だけ隠すような服、古代エジプトにはなかったと思います……。
いや、全然いいですけど! ダンスかっこいいし!
でも壁画、あれはないでしょう(笑)。
最後のでぶ猫が可愛かったので、ヨシです!
http://www.thaindian.com/newsportal/health/egyptian-experts-to-conserve-mummy-in-hyderabad-museum_100224792.html
※7月29日の記事です。
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エジプトからの専門家の援助は、紀元前2500年にまでさかのぼるエジプトのミイラを、このハイデラバードの博物館で保存する、最終段階にあります。
ナシフ(Nasifu:6番目のファラオの娘)のミイラであると考えられるミイラは、1930年以来アンドラプラデシュ州の考古学博物館であるこの場所に展示されていますが、今では腐敗しています。
ミイラの保存のために、SCA(エジプト考古最高評議会)から派遣された二名のチームにより、エジプトはハイデラバードへこの4500歳と考えられるミイラを保存するためにやってくるでしょう。
考古省とアンドラプラデシュ博物館は、ミイラ(インドにある6つの博物館のうちのひとつで、ミイラは南インドにだけある)を修復するために海外の援助を長く求めていました。
SCAの研究開発部のトップ、Tarek El Awdy氏と、
SCAの生物損害処理部の監督官、Sama Mohamed El Marghani氏は、
まずはじめにナシフの身体の保存のためにしなくてはならない仕事を割り当てました。
SCAはエジプトの文化省の一つで、エジプトですべての遺物や考古学の遺跡に関して保存、保護、そして調整の責任を負います。
Tarek El Awdyはさらに、カイロのエジプト博物館の最高責任者です。
考古学と博物館のの管理者であるP. Chenna Reddy氏によれば、
ミイラのリンネル製の包帯が交換されるそうです。
専門家たちはさらに、ミイラの内側に詰められて残っているものを科学的に処理されたコットンのようなものに置き換えるでしょう。
体を隙間なく覆う外皮は、顔や肩や足の周りではバラバラになっています。
包装布は剥がれ始め、割れ目はいろいろなところにかなり顕著に見られます。
ミイラは1920年ごろ、6番目のニザム<君主>でそのころのハイデラバードの統治者であったMir Mehboob Ali Khanの、義理の息子であるNazeer Nawaz Jungによってもたらされました。
彼はそれを7番目のニザムMir Osman Ali Khanに贈り、それが1930年に博物館に寄贈されました。
博物館は都市の中心にある市民公園に位置しています。
かつてハイデラバード博物館として知られていましたが、インド共同体にハイデラバード州が吸収合併されたのち、州考古学博物館と改名しました。
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ブログ『Egyptians』の記事からたどった記事ですが、
このブログ↑を書いている方が、
「記事では古王国時代のものとあるが、またエジプトの6番目の王(の娘)のものとある。私の知識では、はじめの二王朝はミイラにしていたという証拠がないのでは」
と突っ込んでます。
六番目って、どこから数えてなんでしょう。
どの王様なのか、名前を書いてほしかったです……。
あと写真もちょっと見たかったです。なかなかみつからないですね。
というか、インドにもエジプトのミイラがあるんですね……。
●偽物?ベルリン博物館の胸像
http://www.int.iol.co.za/index.php?set_id=1&click_id=29&art_id=nw20090719153652309C386397
記事は2009年7月17日のものです。
また、画像付きの記事(21日のもの)がこちらにあります。
http://heritage-key.com/blogs/rebecca-t/hatshepsut-bust-fake-claim-berlin
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20年以上前にベルリン博物館によって莫大な費用をかけて獲得された古代エジプトの胸像は、偽物かもしれません。
胸像は褐色の花崗岩で、エジプトを22年にわたり統治していた女性のファラオ・ハトシェプストのものです。それは、ドイツの首都にあるエジプト博物館の客引き要素の一つであり、極めて美しいネフェルティティ王妃の石灰石の胸像に単に顔で負けているだけのものです!
ベルリン技術大学の科学者は、ハトシェプストの石はマグネサイト鉱物および菱鉄鉱に富んでいることを発見しました。
ナイル地域から、このような岩で作られた胸像は一つも見つかっておらず、16.5cmの像は現代の偽物かもしれないことを示唆しています。
最近退職した同館の館長Dieter Wildungにコメントを求めたところ、彼はこの科学研究については知らないといいました。
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ネフェルティティの胸像の偽物疑惑のことかと思ったら、ハトシェプストのでした。
こういうのは、科学だけではなかなか…難しいかも、しれませんね……。
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(追記部分)
画像のある記事を加えました。
訳し間違え(ネフェルティティには劣ってるらしい)を修正しました。
新しく加えたリンク先の記事によれば、
二週間前に退職したばかりという館長は、自分が館長に就くずっと前に購入されたものだ、と。
こんなマスコミの取り上げ方は卑劣だ、とコメントしたようです。