アニのパピルスの有名な天秤の場面から。
ここ、死者の書30章(B)って言われているんだけど、
トト神の上の部分の訳とかちょっと載ってなくて(TGAllenのに)
それぞれの章を写しつつ、間に勝手に好きなこと書き入れてるとかあるのかしら…?よくわかんないんだけど。
原典からどの範囲まで写すかが違って、共通部分だけ「〇章」としてまとめただけ、って話かもしれません…そういうとこよくわかんない。
とりあえず訳してみようと頑張ったけど意味がなくなったのでここに置いとく。
大英博物館公式サイトから。↓この部分だけね。 トト神のセリフのとこ。
ちなみに訳は、2012年の大英エジ展の図録(p97)にあったので参考にしました。
Dd-mdw in DHwty話される言葉。ジェフウティ、wp-mAat n psDt aAt nty m-bAH Wsir sDm=Tn mdw pn m wn-mAa
大九柱神の「正義を判別する者」※、実際にこの言葉を聞くためにオシリスの前にいる者(によって)。
(実際にこの言葉を聞くためにオシリスの前にいる大九柱神の正義の判別者)
iw wDa n ib n Wsir
「私はオシリス(死者)の心臓を裁く。」
iw bA=f aHa m mtrw
「証人として立つのは、彼のバーである。」
r=f sp=f mAa Hr mxAt wr(t)
「大天秤に向けた彼の言葉は、彼の正しい行いである。」
n gm.n.tw btA =f nb
「彼のどの罪も見つけられない。」
n xb=f Sbw m r prw niwwt
「彼は町々の神殿の聖域の(食物の)供物を減らさなかった。」
n HD=f iryt
「彼は(穀物の)税を損なわなかった。」
n Sm=f fgn r=f n kAw Dr wn.n=f tp-tA
「彼が地上にいた時から、彼の口から企みのたわごとは出なかった(彼は企みを話さなかった)」
※wp-mAatは「大宰相」という肩書らしく、トトは(天の牛の辺りから)神々の中でその地位についたという説明がどこかにあったので、そっちの方がいいのかも…。
***
セリフの三つ目?の文がよく分からなかったり…。
mtrwのあとのr=fを「彼に対して」て訳してたけど、それじゃあ反証しちゃうのかとあとで気付いて直しました。参考訳を見るとこのあたりで切れてて…名詞文かなと思ったけど訳は違う感じで、rがどうなってんだかよくわからん。前置詞で始まることある? それか動詞として「示す」って意味もってるかな…。
なんか、ふつうの125章をみてたら、彼は~をしなかった、という文がたくさん続くんですが(飽きてしまった…)、
この「神殿の聖域の供物を減らさなかった」という文もあって、
アニの125章にはそれが載ってなかったので、ここに書いたのかなあ?とか思った…。
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まあほら
参考にする訳がないとほんと何にもできませんし
文法の説明とかもほとんどできないので…。
えーと…関係ないけど
前記事の、門の書のヘレレト蛇について
あーそういうことなんじゃない!?て気持ちよくなってましたが
どこにでも説明されてる事で、みんな知ってますよね……(笑)
誰でも知ってることを後から面倒な方法で知ってなんかすごいこと知ったみたいな気になるあるある。
まあそんなもんですw
やりたいと思った時にやりたいと思ったものだけやります。
それだけ。
一瞬の満足のために生きるから!
冬はにゃんこを温めなきゃいけないからさ…。いそがしいんよ(うそだろ)
もうちょっと文法のことしっかりできるようになりたいけどなあ… 自信が…。w
この、接尾代名詞の時「=」をつけるやつとか、え、もしかしてあんまやってない…?
女性形語尾に「.」はつけるべき…? とか(でもそうするとたいへんそう)
双数形語尾変化の前とかは?
どういうパターンがあってどれに従おうかっていう
うーーーん・・・もやっと・・・。