古代エジプト関連限定ブログです! 宗教思想関連多め
タップオシリス・マグナでプトレマイオス朝の王像が見つかったり、
ルクソール西岸のアメンヘテプ3世葬祭殿の近くでトト神像が発見されたりしていましたが
記事にしなくてすみません……。
画像があったのでちょっとだけまとめます。
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●エドフ神殿の多柱室
http://drhawass.com/photoblog/hypostyle-hall-temple-edfu
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鷹の神ホルスにささげられたエドフ神殿は、
エジプトの神殿のうち最も大きく、最もよく保存されている神殿です。
この神殿は紀元前237年から57年にかけて、プトレマイオス朝の複数のファラオの治世をまたいで建造されました。
この神殿ではホルスの勝利がはっきりと表現されているため、ホルスとセトによる戦いの地にと建てられたのでしょう。
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●メレルカのマスタバ内部
http://drhawass.com/photoblog/tomb-mereruka
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サッカラの共同墓地にあるメレルカの墓は、古王国時代の墓の中で最も美しく装飾されたものの一つです。
このマスタバはテティ王のピラミッド近くに位置し、四季を描くメルレカを表したもの※1や、おもしろい野生動物の場面など、ユニークな場面で飾られています。
画像では墓の大広間に置かれたメレルカの等身大のカーの像が見えます。
※1
四季だけど三つしかないです。いい訳し方ないのかなあ……。
ペンを持つメルレカ(左の大きいの)、
その先に描かれた神格化された季節。
(右からアヘト(アケト)、ペレト、シェムウ。左端のシェムウだけ男性名詞なので男神とのこと。一つの季節が4ヶ月なので、それぞれに4つの月が描かれている様子です)
ご指摘そして画像の提供、ありがとうございました!
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●アビドスのセティ1世葬祭殿
http://drhawass.com/photoblog/seti-i-temple-abydos
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アビドスのセティ1世葬祭殿はエジプトで最も美しく装飾された神殿の一つで、完全な王名表の一つを残しています。
セティ一声の神殿の後ろに構築されたオシレイオンは、古代エジプト人によって神オシリスの埋葬された場所であると信じられていました。
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