古代エジプト関連限定ブログです! 宗教思想関連多め
●続・ツタンカーメンDNA調査
ナショナルジオグラフィック・ニュース(日本語)より
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100217001&expand
DNA調査によれば彼女(注:ツタンカーメンの母親)はアメンホテップ3世とティイの娘で、夫アクエンアテンとは同父母の“きょうだい”にあたる。
なんと、父も母も同じきょうだいなんですか。
なんかこの辺、ごちゃごちゃしていて分かりづらいですが、
ティイはツタンカーメンのおばあちゃんで、
この「old Lady」といわれてる方なのですね。
髪ふっさふさの。
DNAの状態がかなり良い状態だったとか……。
家系図どこかで作ってないかな……。
あと、これですよね。
さらにツタンカーメンの父は“奇形のエジプト王”ではなかったこともわかった。豊かな腰と腹部、女性化乳房の特徴である胸部の隆起などアクエンアテンの像に見られる女性的な特徴は、遺伝性疾患のためであったとする説もこの研究で覆された。
医療用スキャナーを使いアクエンアテンの遺体を分析したが、そういう異常は見つからなかった。ハワス氏が率いる研究チームは、在位中に作られたアクエンアテン像に女性的な特徴があるのは宗教上の理由や政治的理由によるものと結論づけた。
遺伝性疾患ではなかったんですね。
「アクエンアテンは創造神アテン(男でも女でもない)に自らをなぞらえたため、ああいう、女性的な体系で描かれた」
という話なんですが、
当時の図像でああいう体型なのって、アクエンアテンだけじゃないですよね……?
王と王妃と子供たちの図とか、みんな同じ体型ですよ。
なんだか、全体的にあんな感じなイメージがあるんですが、美術様式が変わっただけとか、そういうふうには考えられないのでしょうか。
曲線の美に目覚めちゃったとかじゃないですかね~……。
本来ファラオは力強いのが良いとされていたのに、
アマルナ美術=写実的なら、実際多くの疾患を抱えていた王が、力強い感じでなく、痩せていて、それを隠さず表現してた、とか……。
美術なんで、作った(描いた・彫った)人は、その「型」の中で、自分のできる最高の美を表現するはずだから、
まったく同じでは、なかったでしょうが……。
もしくはその「型」が、男女差別をなくそう、みたいなものだったのかな。
いや、どっちでもいいんですが……
なんかしっくり来なくて。
とにかく、認識を改めます……!