古代エジプト関連限定ブログです! 宗教思想関連多め
シェムウ季(古代エジプトでの収穫期)に入って。
……涼しくなるので、発掘に最適なエジプト。
発見の情報が目白押しじゃないですか!!
今回はザヒ・ハワス博士のサイトから。
●ダハシュールにて、木棺やウシャブティが発見されました!
↓画像付き。ウシャブティはキレイで、木棺は……欠けているけど絵がびっちり。すごい!
http://drhawass.com/blog/wooden-coffins-and-ushabti-figurines-found-dahshur
ギザ台地の南にある大規模墓地、ダハシュールにある、
ラムセス時代のタァの墓(?でいいのかな)北部の未確認墓内部で
人型木棺が4つとカノプス壷3つ、そしてウシャブティが4つ見つかりました。
なんと早稲田大学のプロジェクトチームによる発見だそうですよ!
なんだか誇らしいですね。
ザヒ博士によると、
棺の中は略奪者のせいで空だけど、棺の外があるので、元の特徴が完全なままだとか。
ラムセス時代かそれより後のものじゃないかと考えられています。
棺は2セットに分けられ、
どちらも、黒い樹脂で覆い、黄色で銘文が描かれていますが、
それぞれ今まで知られていない二人の人物、
Tutpashu(トゥトパシュウ?)と Iriseraa(イリセラー?)に属している、とのこと。
吉村先生(このチームを率いてるのは吉村先生でした)によると、
はじめの(トゥトパシュウのほう?)は「所有者本人と、古代エジプトの神々についてのイメージ」が伝わってくるものだといいますが、
もうひとつは、よりシンプルな飾りしかないということ。
写真は前者でしょうね……。
名前はカノプス壷と木製のウシャブティボックスにあたようです。38箇所以上壊れちゃってるそうですが。
日本のほうではニュース出るでしょうか。
この、ザヒ博士のサイトトップの画像が一番興味深いです。
小さすぎるけど…。神様いるよ~!