古代エジプト関連限定ブログです! 宗教思想関連多め
今日もエジプトロジーニュースから。
早くて話題が3日前(苦笑)
●ギザで古王国時代の王像が見つかりました!(火曜)
写真二枚掲載されてます。↓
http://uk.reuters.com/article/scienceNews/idUKTRE51N3W820090224
ギザの三大ピラミッドの一番小さいものの北側(メンカウラー王)で、等身大の王の座像が発見されました。
砂漠の表面近くに埋まっているのを発見したそうです。
約145センチの、珪岩(?赤っぽく見えます)でできた像で、
肩までの長さのかつらをつけ、シンプルな椅子に腰掛け、右腕をひざの上で握りしめ、何か道具を持っています。左手はももの上に載せています。
ただ、肩や胸や腰など多くに割れ目が入っていて、顔の特徴も磨り減ってしまっているそうです。
彫像の頭は、地下たった40cmのところにあったといいます。
像にはなんの銘文もなく、識別するのが難しいそうですが、スタイルからして古王国時代の早期、それも、メンカウラーの時代(第4王朝)と近い可能性があるとしています。
だいたい4500年前、ということになってます。すごいですね!
●トリノ王名表パピルス(トゥーリン・キャノン)つづき
↓基本的なことが書いてありました。ちょっと勉強してきました。
http://egyptian-history.suite101.com/article.cfm/new_fragments_of_the_turin_king_llst
前回は、勝手に博物館のせいにしてしまってすみません(笑)。
発見時は完全で、ヨーロッパに持ち込んで箱を開けてみたらボロボロだった、ということらしくて、
ここのせいではなかったそうで(汗)。
ボロボロになっちゃうものなのでしょうか……。うう。
ボロボロの破片は、今でもどれがどの部分か分からず、不確かな部分が多いようです(ほんとボロボロですもんね)。
他のものとつき合わせて…とやっているようですが、でも、意見の不一致とか、まだあるみたいです。
ガーディナーのメモした部分がいくつか欠けていたことを知り、捜索し復元中ということです。
今後大英博物館に移し、高度な技術で保存される予定なのでといいます。
そうすれば、不確かな部分もはっきりしてきて、また新たな「発見」があるかも、と期待されています。
常識が覆ったりするかもですが、でも、ぜひ明らかにして欲しいですよね。
それにしても、大英博物館、いいもの揃いますね~……。