古代エジプト関連限定ブログです! 宗教思想関連多め
●ルクソール地区の開発
http://drhawass.com/blog/press-release-new-developments-luxor
(2009年8月17日)
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エジプト考古最高評議会(SCA)の長官、ザヒ・ハワス博士と、ルクソール最高評議会(LSC)の長であるサミル・ファラグ博士は、
ルクソールの西岸及び東岸の異なる遺跡発掘現場での開発計画がいくつか完成したことを祝い、
また、進行中のプロジェクト(予算は合計でLE?1億2700万)を訪れるでしょう。
アブル・ハガグ El-Loxoriモスクを含んだそれらのプロジェクトは、ルクソール神殿の入り口を変え、デル・エル・バハリの神殿周辺を開発し、ハワード・カーターのレストハウスを今後博物館とするため復旧し、王家の谷に新しい照明システムを設置しました。
アブル・ハガグ・モスクは1286年、スンニ派の首長アブル・ハガグを記念するために建設されました。時の経過とともに、モスクの壁や基礎は損傷を受けてきました。割れ目が壁の至る所に広がり、Mayda’a(水飲み場)からの水が基礎の部分に漏れ出しています。
14か月とLE 1340万をかけた復旧作業がはじまり、モスクを元の壮観へ戻そうとしています。割れ目はいま取り除かれ、基礎は強化され、水飲み場は一新されました。モスクのオープン・コートが開発され、火災警報システムが設置されています。モスクのドームも、モスクを構築するために1286年に再利用されたファラオ時代の柱も、同様に修復されました。
ルクソール神殿の入り口もまた変更されました。
このプロジェクトはLE 72億6000万、18カ月もかかりました。
さらに、デル・エル・バハリ周辺地域は過去15カ月、LE 98億5000万かけて開発されています。
その狙いは、神殿の周辺からすべての無許可の行商人たち(記念物を守るための安全圏を侵食してしまう)を立ち退かせること。そして、神殿に通じる道をすべて舗装しなおすとともに、公的なビジターズ・センターを、カフェテリア、書店、52のバザーを建設することです。
カーターのレストハウスは、1990年代初頭にハワード・カーターの王家の谷での発掘中の住居として使われていたものですが、修復され、彼が発掘中に用いた道具や器具を展示する博物館になります。このプロジェクトはLE 112万1000かけ、4か月続きました。これは今後開かれます。
最後のプロジェクトは、王家の谷に新しい照明システムを設置したことを含みます。この新しいシステムはこれからテストされるでしょう。
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ほんとにビジターズ・センターを作るんですね。ものすごく変わってしまいそうですね。
その前に一度行きたいなあ……。
お金の話が多いですね……。
すごいかかってますね。びっくりします……。