きれいな壁画と綺麗なヒエログリフが見えるですね!
サッカラのウナス王のピラミッドの付近で。19王朝(ラムセス2世の時代)の墓が発見されたそうです。
あんまり綺麗なので再発見ではないか、と思ったんですが、そんなことは書いてなかったですね。
(書いてなかったけど、FBの西村先生の投稿でそうらしいというやり取りを見て、探したら、
こういうものがあった。もし同じものなら、やはり再発見だったのかも…もしそうなら、そのことはちゃんと書いてほしいですね)
アハラムの記事。
https://english.ahram.org.eg/NewsContentP/9/436782/Antiquities/Archaeologists-uncover-tomb-of-Ramses-II-treasurer.aspx
いやー。こんなに色もきれいに残って。すごくないですか??
墓主の名前は、「ptHプタハ-mエム-wiAウィア」聖船上のプタハ神です(ちょくやく)。
カイロ大学の発掘チームによって発見されたこの墓は
サッカラでも、ホルエムヘブとか新王国時代の高官の墓があるあたりで
「神殿墓tomb-temple」と呼ばれる形の墓らしく(このあたりは似たのがけっこうあるらしい)
入口が建物の形(?)で、中庭をいくつか持っている様子。
(写真欲しいわー)
墓の西端には神様の礼拝堂があって、頂上にはピラミッド型の石があったそう。(写真は!?)
写真は入口のあたりらしい。墓主が描かれてると。
その先は広間になっていて、供物の行列のシーン(これが写真のやつかな)。
奥はどうなってるのよ――写真――!
オシリス柱があると言うがどういうのかよく知らず…。ジェド柱が描かれた柱なのかな。下の記事の写真(三枚目)にちらっと見えるような…。
まだ砂に埋もれてる(倒れたり崩れてる)柱もあるそうで、これから修復するよ~とのこと。
3年前くらいに、同じような新王国時代の墓が同じサッカラで見つかってますよね。
壁画の色まできれいに残ってるやつ…。画像検索で間違えてたどり着いたよ。
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柱の文字を読んでみようとしたけど…
sS-nswt王の書記。
imy-rA
iHw wr m(t) Hwt [wsr-mAat-Aa, stp-n-Ra] n pr-Imn アメン神領ラムセス2世の館(ラムセス2世葬祭殿のことらしい)の
家畜の、偉大な長官。
(太字は読みがわからなくて、上のリンク先のプタハエムウィアの墓についての説明から探してきたよ)
(sS-nswt) nTr-Htp nTrw nbw tAwy 両国のすべての神々の供物(についての王の書記?)
・・・くらいしか読めず。
柱の、左から二行目の なんとかmr=fのなんとかのあたりが分からない。
なんて読むどういう字なんだ――???
記事によると
財務長官ということで、どこかにimy-rA pr-HDとかあるのかもしれません。
かなりの地位の人らしいよ。
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河合望先生がツイッターでいち早くアナウンスしてくださってる様子
このブログ、こういうニュースが日本語で出るのが遅いうえ、訳の勘違いが多いので、頑張って記事の内容を読み取ろうみたいな意味ではじめたんですが
専門の先生がきちんとアナウンスしてくださるなら、その役目はもう要らないかも。
(ずっと待ち望んでました…専門家の先生による解説や訂正。素人には分かんないんだもん…)