古代エジプト関連限定ブログです! 宗教思想関連多め
●クフ王のピラミッドには「二つの“控えの間”」がある?
動画(フランスのニュース番組?)3Dで分かり易いです(本文中にもあり)。
http://bit.ly/eHbMan
ピエール・ウーダン氏の説だそうです。(こちらは、ニュースを見てのまとめブログ)
http://perspectives.3ds.com/surprise/khufu%e2%80%99s-secret-rooms/
意訳します。
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(ピラミッドの)建設に内部回廊を用いていたという説を立ち上げたことによって、
ジャン・ピエール・ウーダン氏は“欠けている何か”を明らかにすることが出来たと考えています。
友人マハディ Tayoubi とダッソーシステムズのリチャード・ブライトナーがそれ手伝いました。
ほとんどの人々が、
クフ王のピラミッドの王の間は内側から閉じられたのだと信じています。
しかしもしそうならば、そこにはたくさんの死者の遺体が残されてなければなりません。ところが、王のもの以外の骨はひとつも見つかっていないのです。
(王の骨は見つかってるんですか)
ウーダンは、部屋は外側から――物理的にはまだ突き止めていない、もしくは探索されていない、ある通路から――閉じられたと信じています。
通路、それは二つの葬祭前室に繋がるものです。
葬祭前室とは……?
(クフ王のピラミッドの)断面図には、王の間と、大回廊、王妃の間、そして未完成の地下の間だけが示されています。
ウーダン氏にはクフ王の父がどのように彼の埋葬施設、赤のピラミッドを設計・建設したかを検討するための天才的なアイデアをもっていました。
彼の父が死んだ日、クフは自分自身のピラミッドを建てる計画をスタートする必要がありました。そのために、クフが(父のものを建てることで)堅実な経験をすでに得た建築者を雇ったというのは論理的な考えです。そして、赤のピラミッドにはクフのものと関連付けられていそうにないある証拠が含まれているのです。
それが、二つの「葬祭前室」と通路です。
葬祭用の通路と前室は、儀式の間用いられた道具や葬祭家具などを運び入れ、蓄えておくために不可欠です。王がいつ亡くなるかは予測不可能なので、その前に全てを用意しておく必要があるのです。
前室の位置は、儀式のための道具を王の間に滑り込ませるための物流的戦略上、(王の間の)すぐ傍にあるでしょう。儀式のあと、彼らは前室に引き上げ、接合部の通路から、最後の花崗岩の石を設置し、永遠に王を来世に封じるのです。
ウーダン氏はどうやって彼の説を検証するのか?
決定的な証拠となるのは、物的な証明のみ。
しかし、ソフトウェアでのシミュレーションが説得してくれます。
赤のピラミッドと同じ寸法の、そして同じ建築要素をもつ前室を、クフ王の(ピラミッドの)3Dモデルに持ってくるとで、ウーダン氏そしてリチャード、マハディはその問いに対する答えを見つけました。
例えば、すでに探査された(王妃の間から通じる)通気口の独特のねじれとその方向は、ちょうど前室のコンポーネント(構成要素)を避けるためだということが分かるのです。
これらのことは、フランスのニュースビデオを見るとよく分かります。
http://bit.ly/eHbMan
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個人のブログみたいなので、この辺で。
2011年1/27日の記事です。ニュースも同じ日なのかな…?
言葉は分からないけど、見るとよく分かります。
特に、通気口の「ねじれ」を根拠にしているところが興味深いです。
今分かっているのが全てではないかも。
みんな、そうかもしれないと思いながら、調べる方法が見つからない。
これも、実際どう確かめることが出来るだろう……?
王の間から伸びる通気口の先の、とってのある扉の向こうもまだ分かってませんが、
これは、図で言うとどの辺になるのでしょうね。
あわせて考えてみたいですね(関係ないかもですが)。
こちらにも記事があるので、一応あげておきます。
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5iMCQvP84YQG7b1iyE8bP_uI0PlXw?docId=CNG.b27ce982d5a2c46fdde0c964ca0fcea9.ca1_
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