古代エジプト関連限定ブログです! 宗教思想関連多め
●ツタンカーメンのエンドウ
豆ですよ豆。
エンドウ豆です。
こっち(実家)に帰る前に、豆ご飯を戴いたんですが、
確かにグリンピースっぽい豆だけど、赤茶けていて、ご飯が「きれいなピンク」!
一見、赤飯みたいなんですが、もっと鮮やかなピンクです。
味はまあ、グリンピースご飯とあまり変わりませんでしたが。
で、このご飯をもらう時に、
「ツタンカーメンの豆っていうの」と教えてもらって。
ま、あれです「なんだそれ!?」聞いたことないです。
何かの冗談かと思って検索したら、本当にあるし!
日本では「ツタンカーメンのエンドウ」として知られている、
鞘がちょっと紫色のエンドウ。
豆もちょっと、赤紫がかってる。
鞘がペタンコのときは鮮やかな紫で、
生長していくにつれ、緑色になるそうです。
豆は普通の緑色。
でも、炊いてからしばらくすると、だんだん小豆色になるそうです。
同様に、御飯もはじめは白、だんだんピンクに変わっていきます。面白いですよね!
http://www.anshin-nouen.com/tutankamen.htm
あれです。怪しいですよね(笑)。
紹介では、「ツタンカーメンの墓から」「ミイラの棺から」さらには「ツタンカーメンのピラミッドから」・・・・・・。
みんな適当なこと書いてるなあ(ピラミッドないのに…)。
で、怪しいと思ったのは私だけではないようで、
こういう、素敵なページも見つけました。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~gen-yu/tutpea.html
http://www2u.biglobe.ne.jp/~gen-yu/tutpea2.html
ツタンカーメンの副葬品から、
他の豆と一緒に、エンドウ豆が見つかった可能性はあるが、
カーターのメモが見られないため確認ができない。ということみたいで。
ツタンカーメンの墓から、実際にえんどう豆(栽培種ではなく野生種だそうです)が見つかっているそうです!
Christian de Vartravan and Victoria Asensi Amoros, Codex of Ancient Egyptian Remains, London, 1997, p. 208
調べていただいて、ありがとうございます!!
でも、はっきりいって、
何千年も前の豆なんて、植えて簡単に芽が出るとは思いません。
もし、芽が出るようなことがあるとしたら、結構な技術を用いたのじゃないかと思うので、それなりに知られていてもいいんじゃないかなって……。
そういうわけで、「眉唾もの」ですが、
まあ、味は良かったので、
話題としてひとつ。