古代エジプト関連限定ブログです! 宗教思想関連多め
エジプトロジー・ニュースより。
●トリノ・パピルスの失われていた断片が発見された
トリノ・エジプト博物館の地下キャビネットで“Turin Canon(トゥーリン・キャノン)”の破片が発見されたそうです。
いつの話だろう。
去年の夏に、大英博物館の専門家を呼んだということですが。
いま研究しているところなんでしょうか……。
トリノ・パピルスといえば、古代エジプト歴代の王の名前や治世を記した重要な資料…ですよね。
それが、はじめの方を除いて、欠けてたということなんでしょうか?
今回見つかったものには、1959年に公表された内容を含んでおり、
まだ博物館内に断片があるはず、と見ているそうです。
それって保存があれだったということでしょうか(汗)??ひえー。
発見されたときは完全だったけれど、運ぶときにぼろぼろになってしまったそうです。すみません!
館長が
「発見によって、今知られている王の治世が変わったり、名前が加わるかも」
といってます。
これすごくないですか……。ひえー。
まだまだ出てきますねエジプト。
ソース元が下記ページですが、読めません(笑)。フランス語ですか??イタリア語だそうです(汗)
とりあえず写真は見れます。すっごいボロボロなんですが……。(しかもなぜかすごくページの下の方に記事が見えますよ)
http://www.enemigosdelaegiptologia.com/?page_id=152
※赤字の部分、ご指摘をいただき書き加えました。ありがとうございます!!
●死者の書画像
死者の書の画像が見れます。
プトレマイオス期の貴族「アメンエムハト」さんの死者の書らしいです。
http://torontoist.com/2009/02/egypt_rom_book_of_the_dead.php
見るだけで心躍るって感じ!
上の段で、魚を取ったり、ホルスの四人の息子(イムセティ、ケベフセヌエフ、ハピ、ドゥアムテフ)に挨拶してたり、
下の段で、麦を刈ったり、右端にはベンベンの上にとまったベヌくんがいます!
しかし、この下の段の、椅子に座ってるのは……ハピなのかオシリスなのか??
頭の上がハピっぽいですが、アメンエムハトさんが親しげなので、オシリスなのかも……。
この画像、すごくいいですね! キレイ……!
2/10~3/10まで展示……って、ROMってどこですか…(涙)
あ、今調べましたよ。
カナダのトロントにある「ロイヤル・オンタリオ博物館」だそうです。
知らなかった……勉強になりました……。
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あと、エジプト学者の講演とかの動画があって、すごく聞きたいのですが、
やっぱり駄目でした…(涙)
エジプトロジーニュースのほうの説明では、
ギザのピラミッド建設者たちの集落について話していたのでしょうか、
パン焼き場みたいなのがあって、
大きいパンを焼いて取り分けたのではなく、小さいパンの型に生地を入れて焼いたみたいな説明をされているそうで……。
面白いですよね。パンを焼く型がたくさん発見されてるそうですよ。
スライドでもあるのでしょうか……?
一時間半の動画…また早送りで(汗)チェックします。
あと…。
発掘日記ブログが紹介されています。
・ギザ高原発掘日記(2009.1~)
http://aerablog.wordpress.com/
・ケルシー考古博物館(米)アビドス・プロジェクト発掘日記(2009.2~)
http://sitemaker.umich.edu/kelseymuseum.digdiary/blog
面白そうなのですが、内容が多すぎるのでまた後日……。
ただし、アビドス・プロジェクトの方の説明(?)に、
「基本的に、考古最高評議会(SCA)の考えで、自分たちの発掘したものをそのまま発表できない。
まずSCAに発見の知らせをして、そこからメディアに伝える規則になってる。
だから、発見した古代の遺物の写真を見せたりすることは、あまりできそうにない」
その理由が、
なんでも解釈が誇張されがちで、馬鹿げた物語が広範囲に広まってしまう恐れがあるため、とか。
まあ、過去色々あったから……でしょうか、やはり。