古代エジプト関連限定ブログです! 宗教思想関連多め
●オバマ大統領とピラミッドの秘密
http://weekly.ahram.org.eg/2009/957/he1.htm
ちょっと楽しい記事だったので、訳してみます。
ザヒ博士によって書かれたものだそうです。
忠実でなく、意訳の部分もあります、すみません。
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私は今まで多くの有名人にピラミッドで会ってきましたが、アメリカ大統領のオバマ氏ほど私が本当に楽しめ、心に残った人はありませんでした。
ピラミッドに到着した時、オバマ氏はカジュアルな服装でした。彼は最初に会った時から私に非常に親切で、またイマニュエル首席補佐官が大統領に、ニューヨークタイムズの中で最近公表された私のプロフィールを伝えた時、それは本当に楽しい驚きでした。
オバマ氏がクフの大ピラミッドの北側面の前に立った時、彼は見上げ、そして、なぜ人々がこれを、外宇宙からやってきたエイリアンによって建てられたものに違いない、と言っているのかがようやくわかった、と言ったのです!
私は大統領に、エジプト学の知識のない人は皆そのように言いますよ、と伝え、また我々が学者として持っているような情報を知れば、きっとその意見を変えるでしょうとも言いました。
私はまず、大ピラミッドの構造の関係について見つけたことを、芯に用いられた石がその岩盤から切り出されたものだという証拠を含めて話しました。
さらにピラミッドの南西の角にある傾斜路について私たちが見つけた遺物について言及しました。それは瓦礫と泥で建てられ、石切り場からピラミッドへ石を引き上げるために用いたのです。
われわれは、エジプト人がピラミッドの基底部をほぼ正確な正方形に作ったこと、そして彼らは立体の岩を構造の基礎を作るために9メートル切り取ったことも知っています。ただ一つ、いまだに討論されているのは、ピラミッドを構築するのに使用された傾斜路の性質についてだけなのです。それはピラミッドの外側に作られたのか、それともフランスの学者が言うように内側なのか……?
私はオバマ大統領に、ピラミッド内部の秘密の扉について話しました。
我々はそのうち二つに、銅製の取っ手があることを知っています。ひとつは女王の間から伸びている20×20cmのシャフトで、もう一つは対照して同じ部屋の北側のシャフトにあります。
2002年、南のドアにドリルで開けた小さな穴にカメラを入れ、その先に取っ手のない第二のドアがあることを明らかにしました。
大統領に、これらのドアの秘密をさらに調査すために協力してくれるチームを選んだと伝えると、彼はディスカバリー・チャンネルが完全なフィルムを作るだろう、と言いました。私は笑いながら、発見に関する最初のプログラムがナションル・ジオグラフィックによって作られたので、二つのチャンネルの間で争いが始まるだろう、と答えました!
大統領はピラミッド内部に入ることを決意しました。歴代のアメリカ大統領の中で埋葬室に入ったのはこれが初めてなのではないでしょうか。
壮大なギャラリーへと向かう間、彼は私に、クフ王の王妃たちはどこに葬られているのかと尋ねました。彼女たちは大ピラミッドの外側にある個々のピラミッドで横たわり眠っていると伝えました。すると彼は笑って、それはつまり、ミッシェルは彼と一緒には埋葬されないってことか、と言いました。
ピラミッドを離れ、次はクフ王のモニュメントの東側に位置するカーの墓へと向かいました。
そこで彼がヒエログリフのサイン「hr」(正面を向いた人の頭の絵で、前置詞の「on」や「upon」などを表す)を見て、それは耳が大きく突き出しているので、自分にそっくりだ、と注目しました。私は笑って、ツタンカーメンのほうがよりあなたに似ています、と伝えました。
彼がクフの船の博物館に訪れた時、私はアラビア語で館長に、オバマ氏のために新しいカーペットを引くのは好まないので止めるようにと伝えました。大統領が何と言ったのかと尋ねられたので翻訳すると、彼は私に賛同し、この博物館にカーペットはあまり合わないと言いました。
彼がボートを見終わると、私はツタンカーメンの彫像のレプリカを彼に贈りました。彼は自分の顔がこの若き王とどれほどよく似ているかを見て喜んでいるようでした。
私はまた、私のラッキー・ハットのレプリカも彼に贈り、こう説明を加えました。――このレプリカの帽子は尊い目的をもっていて、カイロのスーザン・ムバラク子供博物館の再開発資金を調達売るために売られているのです、と。
オバマ大統領は、自分の頭がとても大きいので、この帽子は合うように思えないと言いました。ところが、試しにかぶってみたところ、何とぴったりでした!
われわれはクフの船の博物館を発ち、スフィンクスの下へと歩いて行きました。オバマ氏は、生きているうちに対面できるとは思ってもみなかったと言いました。我々は像の前足の間で一緒に写真に映りました。
私は、すべてのエジプト人が、あなたが大統領に選ばれたことを喜んでいると伝えました。
私はオバマ大統領との対面を大いに楽しみました。彼はよき人であり、彼のパワーとカリスマは彼の純真な態度から来るものだろうと感じました。
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いや、本当に、
テレビであまり見てなかったのでよく知らなかったのですが、こう、飾り気のない人のようですね、オバマ大統領。
というか、hrのヒエログリフは確かにそっくりだと思います……。
この一文を伝えたいがために訳してみましたよ(笑)。
●偽物?ベルリン博物館の胸像
http://www.int.iol.co.za/index.php?set_id=1&click_id=29&art_id=nw20090719153652309C386397
記事は2009年7月17日のものです。
また、画像付きの記事(21日のもの)がこちらにあります。
http://heritage-key.com/blogs/rebecca-t/hatshepsut-bust-fake-claim-berlin
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20年以上前にベルリン博物館によって莫大な費用をかけて獲得された古代エジプトの胸像は、偽物かもしれません。
胸像は褐色の花崗岩で、エジプトを22年にわたり統治していた女性のファラオ・ハトシェプストのものです。それは、ドイツの首都にあるエジプト博物館の客引き要素の一つであり、極めて美しいネフェルティティ王妃の石灰石の胸像に単に顔で負けているだけのものです!
ベルリン技術大学の科学者は、ハトシェプストの石はマグネサイト鉱物および菱鉄鉱に富んでいることを発見しました。
ナイル地域から、このような岩で作られた胸像は一つも見つかっておらず、16.5cmの像は現代の偽物かもしれないことを示唆しています。
最近退職した同館の館長Dieter Wildungにコメントを求めたところ、彼はこの科学研究については知らないといいました。
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ネフェルティティの胸像の偽物疑惑のことかと思ったら、ハトシェプストのでした。
こういうのは、科学だけではなかなか…難しいかも、しれませんね……。
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(追記部分)
画像のある記事を加えました。
訳し間違え(ネフェルティティには劣ってるらしい)を修正しました。
新しく加えたリンク先の記事によれば、
二週間前に退職したばかりという館長は、自分が館長に就くずっと前に購入されたものだ、と。
こんなマスコミの取り上げ方は卑劣だ、とコメントしたようです。
●ザヒ博士が日本に来てましたよ。
http://drhawass.com/blog/quick-trip-japan
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最近わたしは日本へ三日間旅行してきました。
政府の重要人物に会うため、そして(我々の文化大臣である)ファルーク・ホスニ氏がユネスコの次期長官になる可能性について議論するためです。
日本とエジプトはとても良好な関係であるため、我々は、日本がファルーク・ホスニへの支持を表明することを望んでいます。 何年もの間、我々はカイロのオペラハウスやグランドミュージアム、サッカラでの発掘そしてギザの船の博物館などのプロジェクトで協力してきました。
また我々にとってエジプト駐在の日本大使として石川薫氏のようなすぐれた人物がいることは特別です。彼はエジプトと日本の関係をピークに持っていくことを熱望しています。
日本の大使と私のどちらもが、ファルーク・ホスニの背景と、彼が現ユネスコの事務局長である松浦晃一郎氏の後にどのように働くかということを説明するために、私が日本へ赴き外務大臣である伊藤信太郎氏に会うことが重要であると考えました。
私は、もしホスニが次の事務局長となれば、松浦氏がユネスコでやってきた仕事を引き継ぐだろうということを説明したかったのです。彼は今までやってきたよい仕事すべてを支援し、日本とエジプト間にすで存在す良い関係をより発展させるでしょう。
外務大臣は非常に知的な方で、状況を理解し、私をすべての責任者と等しい立場の人物、外務省の審議官・佐々江賢一郎氏や、国際文化協力室長・安東義雄氏、広報文化交流部部長・門司健次郎氏、中東アフリカ局局長・鈴木敏郎氏に会わせてくれました。
会合のあと、私は彼らがファルーク・ホスニを支援してくれるだろうと思えました。
私の旅行の主な目的は日本の大臣に会うことでしたが、同時にさらに多くの興味深い人々に会う特権がありました。
私は三菱東京UFJ銀行の原大氏と会いました。ニューヨークでのツタンカーメン展が終わった後、それが日本に来る予定なら、ぜひ支援したいということでした。
同時に私は朝日テレビのディレクターにも会いました。展示会が日本に来るなら、イベントのスポンサーになりたいという申し出からです。
ツタンカーメンは、日本に40年前にやってきました。そして我々は、彼(ツタンカーメン)がそこ(日本)に2011年に、日本人の心をとらえるために戻ってくることを望んでいます。
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政治家の名前を調べるのに一苦労でした(関係ない!!)
ユネスコの活動、エジプトの発掘とかにも関係する部分があるからでしょうか。
ザヒ博士は、こんな仕事もされてるんですね。
それより最後の一節が気になりますね!
再来年、ツタンカーメン展があるかもしれないんですね!?
すごく楽しみです……。
日本に来たのは40年前なんですか……。ということは、私は見たことがないはずですね。
ツタンカーメンのマスク、生で見てみたいというのもありますが、
カイロのエジプト博物館から、どんなものが来るんだろう……。今からすごく楽しみです!
同じものでも、何年かごとに見たら、きっと違う感動があるんだろうなあとか思いました……。だってまだまだ勉強中!!
●NHKスペシャル『エジプト発掘』②-王妃の墓の呪い-
いやあ……。
知らないうちに、アンケセナーメンの墓ということになったのかと思いました(汗)。
しばらくサイトをチェックしていなかったので……すみません。
というか、見つかったの2006年なのに今年の冬に知ったっていう(笑)。ま、まあいいや!
自分が記事でチェックしたものより、古い情報なのかもしれません、知らないことが多くはあったのですが、知ってることがほとんど放送されていなくて……。
いやでも、「パ・アテン」の字が見つかったときは興奮したでしょうね!! ドキドキしますよね!
オットー博士が、ピンクゴールドの棺を渡され、拍手されて、大事そうに抱きしめるシーンとか、なんか見ていて嬉しくなっちゃいました。
あと、アイラインを青いガラスで象眼する方法が、この時代特有だというのも知らなかったです。今度その辺もよく見るようにしようっと。
で、番組では結局、
アンケセナーメンかと思ったら違ったよ、的な終わりでしたが(笑)、
アンケセナーメンのものとする理由もいまいちでしたよね。
サイトでみると、キヤのものかも……という部分をよく見た気がしますが、
とりあえず、お墓にしては作りが中途半端だし、途中で放棄されたものである可能性は高いですよね。それで、ミイラ作り用の道具をいろいろ置いて、倉庫みたいに使われていた、と。
その、「物置」「倉庫」というのが一言も言われていないのが不思議でした……。
とにかく、まだ分からない部分が多いんですよね。
いつここが作られたのか、どういういきさつで物置になったか……とか。
そんなことより、
この樹脂で塗られた黒い部分、前回の記事(下記参照)で、いくらかその下に書かれた文字が出てきていましたよね。
こっちを番組にしてしまえば面白かったのに!! と思いました。
神様の名前が削られているなんて、ほんとに何というか、背景をいろいろ想像しちゃいますよね。
でも、この記事を見ても、削られた神の名前を考えても、「アテン信仰からアメン信仰に戻った後」というより「アメン信仰からアテン信仰に移った頃」のほうが、理由が分かりやすいですね。
アテン信仰の時代に、少なくともいくつかが、位置づけられるのは間違いないように思えますよね。
前回の記事から、サイトのほうに更新はほとんどないような気がするのですが……、
次のシェムウ季の調査を楽しみに待ちたいですね!
あ、番組感想から逸れてしまった……。
えっと、NHKの番組は(どこかから借りてるのかもですが)CGが素敵ですよね。墓の構造とか、CGで見ると立体的でよく伝わったり……。
王家の谷の地下部分とか、ああしてみると小さいように感じられてしまいますね。
あと……
これはNHKとは無関係ですが、
再現ビデオみたいなやつ。どこかでも見ましたが、
あのアメン神官長のアフロ、あれ何なんですか!?
もう、あれが気になって、笑えて……。
本当にあんなアフロいたんですか???
少なくとも壁画では見たことないっていうか……。いやなんか、おかしいですよね。清潔な感じがしない。神殿で神に仕えてるのに(あれ、神官長って神殿にいないんでしたっけ?)。
どうしてああなったんだろう。気になっちゃいますよ~。
でも幼少期?のアンケセナーメンが可愛いからいいや!
あと襟飾り。見てると描きたくなっちゃいます。
さて、「エジプト発掘」第三弾は、クレオパトラです。
……見ないかも……。
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KV63の発掘調査チームのサイトはこちら。
http://www.kv-63.com/
◆関連記事
・2009年シーズン中の研究結果
http://siryoumemo.blog.shinobi.jp/Entry/56/
・その他KV63基本事項(一番下の内容だけですが)
http://siryoumemo.blog.shinobi.jp/Entry/21/