古代エジプト関連限定ブログです! 宗教思想関連多め
●続・ニヘムスバステトの墓
日本の記事ネフメトバステトで通ってる気がして気になってます…
ということは置いといて。
http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-16576265
月曜のうちに棺の中見てたーー!
ミイラ、ちゃんとあるんだそうです。
綺麗に包まれていたそうで。
木製の棺が無事だったので、中も大丈夫だろうとは、思ってたのですが、
中だけ持ち出されてたり、よくあったそうなので(包帯に護符が巻かれていて、それが貴石や貴金属であったから)。
記事にあることをいくつか。
・この墓の上縁を見つけたのは、去年(2011年)の1/25、エジプトで革命が始まった日。そのため鉄の扉で入り口をふさいだ。
・今年の発掘シーズンが始まったのが先週。調べてみると、おそらく盗掘されていない状態(王家の谷では非常にまれ)の、墓であることが分かった。
・王族のためでない墓は、王家の谷にも他にあるが、ほとんど18王朝のもの。22王朝のものは珍しい(とはいっても、この墓そのものは18王朝に作られたものだそうですが)
・この墓はトトメス3世の墓の近くにある、壁に装飾のない墓の一群のひとつである。
・2006年に発見されたKV63(ツタンカーメン以来初めて王家の谷で発見された墓)には棺が7つあったが、どれもミイラを含んでいなかった。
つまり
ツタンカーメン以降、王家の谷で初めて棺入りのミイラが発見された
ということでしょうか。
ちょっとセンセーショナルな(?)書き方をしてみました(笑)
傍に置かれたステラの詳細と、
棺に書かれたヒエログリフが気になるところです。
クリーニングにはしばらくかかりそうですね。